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高校生と自殺の話  ヨルシカ「花に亡霊」#心に響く

こんにちは。

今日もめっちゃ暑いですけど、春に勝った冷風機の正しい使い方を調べたら冷たい風が送られてきています。

今日はちょっと後悔したことを書きます。

去年の今頃、35度くらいある北海道でも一番暑かった日に、ある高校で「死」について体育館で全校生徒700人くらいの前で30分くらい話す機会がありました。

前にいた事業所がらみの役割で、精神障害がある人の話という事で話したのですが

その高校では1年前に自殺をした生徒がいて、「自殺」というワードは使わないでほしい、という事でした。

なので、自分が高校生の時は皆さんと同じように勉強もスポーツもできて、いわゆる「普通」に暮らしていました。

でも、あることをきっかけで鬱になり、死を考えるようになりました。

みたいな話をしたのです。

依頼してきた方も、学校の先生もこのような話を期待していたのだと思うし、間違いはなかったのだと思います。

でも、生徒の顔を眺めてみるとちょっと退屈そうで、「自殺しちゃだめだよ」とか「悩みがあるときは相談してね」みたいな、教科書通りの話をしてしまいました。

今思うともっとぶっちゃけて話せばよかったと思います。

自殺も自由、人に迷惑かけるのも、かけらられるのも社会で生きていたら当たり前にあるし、そんなの綺麗には生きられないよと。

綺麗に生きている人がメディアで取り上げられて入れていて、それが当たり前のようになっているけど、頑張っても報われないことも多いし、いきなり病気になることも、いきなり死ぬこともいっぱいある。

僕が言いたかったのは、想像以上に人間の生き方は生々しく、悲惨で、苦痛に満ちていて、自分が調子のいいときには人は寄ってくるけど、底辺になった時によって来るのは本当にやばいやつか、本当にいいやつかという事。

学校で自殺があったから「自殺」というワードを使わないで、という生徒への配慮もわかるけどあえて言えばよかったなと今は思います。

人って、いきなり病気になるし、事故にも巻き込まれるし、死にたくもなるし、

でもそういう時にどう考えるか、近しい人がそうなったときにどう行動をするか、

せっかくの機会だったので問いかけておけばよかったと思います。

これから、そういう話がすることもあると思うけど、もっと感覚に響くような話をしたいし、形にとらわれないでやっていきたいと思います。

では今日の一曲。

夏の歌ですが、切なく心に響く大好きなヨルシカさんの曲です

それではお聴きください

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