人が生きるのに必要な決意

f:id:smm0113:20210719220223j:plain実家からアパートに帰ってきて数日。

2泊3日だったけど、色々考えさせられる帰省だった。

父親と仲違いして、僕がカバン一つ持って実家から出てから5年の月日が経った。

5年前はまだ精神障害の病状が酷かった。

今思えば、まともな認知機能も年齢相当の思考回路を持っていなかった。

今はリハビリと抗精神病薬を体に入れない事で、まともにモノを考えれるようになった。


最近、色々考える。

人はいつか必ず死ぬ。

それを常に意識しておくのが自分には重要なのだと。

何かあったとき、いつか死ぬ覚悟があれば、死んだ時に後悔がないように命を使おう。

もし、買い物している時に包丁を振り回して暴れている者がいたなら、冷静にかつ命を失っても良いように立ち振る舞おうと。


何か今の自分の立場に不満や苛立ち、納得できないものを抱えながら生きている人がいたなら、こう思ったらいい。

「自分はいつか必ず死ぬ。

だとしたら、その時後悔しないように生き、死ぬべきだ」と。

死ぬ決意、いつかは必ず死ぬ自分の命を意識したら、思い切って今を動かせる。

僕はそう思って生きている。

実家に帰ったら、いつもは近くに寄っただけで威嚇してきた猫が頭を撫でたら目を瞑り、ベッドで寝ていたら、横で丸くなって一緒に寝ていた。

猫も必ず近い将来死ぬ。

悲しいが死ぬ。

だから、たまに実家に帰って頭を撫でて一緒に寝たい。

今は仲違いをした父親とも、大人の男同士として酒を飲みながら会話もできる。


まずまずの人生だ。