こんにちは。
先日保護猫のボランティアを辞めた話をしたのですが、そのあとはデータとか全部消去して完全に辞めました。
なので、今やっているのは病院ボランティアです。
毎週金曜日の9時半から15時くらいまで。
入院病棟は緩和ケア病棟と外科病棟があります。
未成年は入院していなくて、成人年齢の方、緩和ケア病棟では
癌治療をしていたり、でも緩和ケアなので痛みを和らげることや、
積極的な治療ではなく、ゆっくり過ごせる入院病棟となっています。
母も最期の一年はここの病院に入退院を繰り返して、最期を過ごしました。
コロナの時はボランティアが中止していたのですが、
5類になってからボランティアが再開して、月曜から金曜日、月一で日曜日に
映画上映があります。
最近、金曜日のボランティアにハープが弾ける人が入り、「ハープ演奏を病棟でしよう」という企画を立てました。
15分くらいの演奏だったのですが、デイルームに6,7人の方が聞きに来てくれていて、自分で歩ける人もいれば、車椅子の方、ストレッチャーの方など色々です。
優しい音色に涙を浮かべる方もいました。
医療の人にはできない、こういう事をするのがボランティアだと再認識しました。
僕は6月の終わりくらいに、病院内でのラジオ放送の企画を出していて、
一回目の収録をしたのを部長に聞いてもらい、やれるかどうかを待っている状態です。
企画を部長に直接プレゼンしたのですが、その部長はあまり音声とかYouTubeとかわからない人で、「どのように広報するのか」とか説明してももう一度聞かれたりと
そんな状態です。
とりあえず、「医療の人は忙しいのでボランティアでやります」という事と
「紙媒体でのボランティアの紹介ではなかなかわからないことも多いので、音声を使ってボランティアが何をしているのか?どんな人がボランティアをしているのか?」をメインでやりますという事で始めています。
却下のいう話にはなっていなく、他のボランティアも協力的で、別の曜日のボランティアリーダーに聞いてもらったら「思っていたのと全然違く、自分の曜日も話をしたい」という感じです。
僕が素人なりにFMラジオで話をしていた経験や、音声を収録してどのように聞ける状態にするのかの知識がたまたまあったので始めたのと、
NHKの病院ラジオ、サンドウィッチマンの番組のようなのを見ていたこともやったきっかけとしてあります。
ラジオなので「ボランティアの広報」はメインでやりますが、趣味とか時事ネタも話します。
ターゲットは患者さんとその家族ですが、そのあとに看護師や医師、病院関係者もターゲットにしています。
やり方はUSBマイクでzoomレコーディングしてYouTubeにアップ、限定公開にしてQRコードを読み取ってもらったら聴けるようにします。
他の病院とは違く、緩和ケア病棟がある病院ならではのフリーWi-Fiがあるのでそれを利用します。
高齢の方はスマホの使い方が難しい方も多いので、そのフォローもします。
YouTubeなら収録したものが蓄積されて行きます。
実績が出来たら、ラジオが好きな病院関係者も出てもらったり、患者さんやご家族からの話も流せるように先々考えています(そこまでは部長には言っていませんが)。
とりあえず、話し手も楽しんで、かたぐるしくない、「同じ病院にいる人が話している」という「身近さ」をいっぱい出していこうと思います。
病院でのラジオは「藤田医科大学病院のフジタイム」や「近畿大学のメディカルラジオ」がありますが、これは日本式というか医療従事者が一方的に発信しています。
元々、病院でのラジオはイギリスではじまり、イギリスではボランティアが患者さんと話す双方向性のラジオを多くの病院でやっています。
まぁ、色々ありますが今はこれを頑張ってやりたいと思っています。
どこまでやれる分かりませんけどね。
でも、患者さんとかかわる中で、最期を過ごす人も多い病院で何かできないかともいます。
よく、葬儀社の方と病院で会います。
そういう病院なので、かなりセンシティブな内容とか課題は多いですが、患者さんが「治療をされる患者」ではなく、病気になる前は普通に社会人、人間として生きてきた中で、最後まで「一人の人間」として病院で過ごせたなら、少しはつらさを忘れられたり、ただ痛みに耐えながら希望もなく入院生活を送るような環境を変えれるのでは?と思うのです。
今週は木曜日に病院の夏祭りと、金曜日にはいつも通りのボランティアがあるので行ってきますね。
でわでわ。