徐々に薬を貯めていく

おはようございます。
成田ゆうです。
北海道は最近はかなり寒くて
最高気温マイナス3度と真冬日の連続です。

来週の主な仕事は映像編集と月曜日に
北星大学での講義が入っています。
大学での講義というのは、
スタッフの精神保健福祉の方と障碍の当事者の
自分たちが行って、体験談を話すというものです。
僕の行っている事業所は主に、統合失調症、発達障碍、高次脳機能障碍、
あと僕の境界性人格障碍です。

気が付いた方もいるかもしれませんが、
僕の行っている事業所の法人では「障害」ではなく石辺の「障碍」といった
旧字を使っています。
この意味は「しょうがい」を持っている人自身には「害」はなく
石が人の前に立って通ることができない、ということです。
つまり社会に問題があるのであって
その社会モデルを変えていく必要があるというものです。
「アクセスビリティ」という言葉がありますが
車いすの方が上の階に行きたいときに階段しかなければ一人で行くことはできません。
しかし、エレベーターがあれば簡単にいくことができます。
この場合社会が人目線に立ち障壁をなくしたのです。
社会は社会的少数派の立場で作られていないところが多々あります。
ということなども大学で話してきます。

僕のボーダーでリスカもODもします。
それぞれの障碍の人は自分を開示できる範囲で話してきます。
大学3年生のこの時期にはいろいろ話しても大丈夫ですが
1年生の講義では、専門的なことを言っても通じません。
また医療従事者には深いところまで話したりもします。

僕たちはメディア事業所とうたっています。
このような大学講義、撮影編集、情報発信をしています。

そんな僕でも飲み忘れた薬を徐々に取り貯めています。
いつか死んでしまおうと思っています。



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