講義とリスカとODと。

今日は午後から北星学園大学のPSWの勉強をする3年生に来年の実習に向けての
講義に行ってきました。
2コマ、90分の2ラウンドということもあったのですが
こちらとしてはなかなか中身が濃く時間はあっという間でした。
学生さんもそうであったのならいいのですが、、、(笑)
講義は自己紹介から始まり、ロールプレイ(模擬面接ですね)、
障碍の説明、事業所紹介、実習先で合うであろう問題を題材にした寸劇です。
僕の面接をする学生は2名だったのですが、
1名の学生さんが忌引きということでマンツーマンです。
インテイクから始まり、生活環境、生い立ち、病気、障碍について、
生き辛さや困っていること、これからのことなど40分話しました。
僕はODやリスカについて、一般ではまだまだ偏見が強く(当たり前なのですが)
夏に腕を出せない、ODはまだまだ医療現場でも面倒くさがられことも多く、
特に看護師からは風当たりが強いこと、保険がきかなく医療費が大変なことを話してきました。
さすがにこの時期の3年生はなかなか勉強していて、
面接も上手でした(個人の資質もあるのでしょが)。
本人はとても緊張して話すのに苦労していた、と言っていたのですが
そんなことは全然感じさせられませんでした。
でも、そのくせ社会的には障碍程度が低く、年金や手帳などの申請が通らない、
特に公務員の福祉課の人間(障碍程度を法律的にしか知らない人間には)
全然わかってもらえないことまでは伝えきれませんでした。
これを伝えることは、僕の次に向けての課題です。
とりあえず、大きなミスはなかったと思います。
北星学園大学はキリスト系だそうです。
我が事業所の管理者さんの母校(しかも講師もやっている)。
学校もきれいで、夜にはクリスマスツリーも点灯しました。