三角山放送局に行っていきました。

昨日は札幌市西区にある地域コミュニティFMの老舗「三角山放送局」に行ってきました。
建物はレンガ造りでできているような古い立派な建物です。
そこの放送局はパーソナリティは皆がボランティアで
150名ほどいるということ。
「人」を大切にしていて、車いすのパーソナリティ、
ALSで声が出ない人が、パソコンの声を出すソフトに原稿を
読み取らせてラジオを放送していました。
ラジオには欠かせない「声」がないという一見致命的とも思える
ようなことでも、「ラジオで話したい」という意思をくみ取って
パーソナリティを務めてもらう、というのは同じ障碍を持っている人から見れば
とても励みになります。
僕たちも同じコミュニティFMで番組を持っている立場として
勉強になったし、同じような理念なので
三角山放送局」で番組を持てたら、ということも考えました。
まずは今年度のラジオ放送をしっかり務め、技術や手法も学ぼうと思っています。
僕が行っているのは就労継続支援B型事業所で、全国でも珍しい「メディア事業所」です。
映像の撮影や編集、大学や専門職の精神保健を学ぶ人に向けての「出張講義」、
ラジオ放送やメルマガなどの情報発信をしています。
僕はここに勤めている、ということで一応生きていますが、
ボーダーなので常に「死」を意識しています。
そういえば近隣の市から「ボーダー」についての出張講義の依頼があったそうです。
「ボーダー」とピンポイントに来たのは、1年半ほど勤めていて初めてのことです。
「パーソナリティ障碍の人にどのように接していいのかわからなので」
ということでした
おそらく「リストカット」や「OD」をする人への対応の仕方を
聴きたいのだと思います。
仕事が正式に決まったら、しっかり準備していこうと思います。
でも自傷やODをする人への対応に正解は医者でも難しくて
正解はないのだと思っています。
ただ自分の体験、想いを話せればと思います。
では今日も仕事です。
頑張ります。